研究テーマ

 

分野としては『社会心理学、産業・組織心理学、個人と組織のウェルビーイング向上、応用データサイエンス』となりますが、以下の3つのテーマを研究しています。

-10年後の幸せを最大化するため、
その人は今何をすべきだろうか?-

ある人が、自分自身の人生をどのように考え、何をすることで幸せな状態に近づけるのかについて講義・研究・産学連携を通じて方法論の開発と実践を行っています。そのための具体的な研究課題として以下を中心に進めています。

  • ビッグクエスチョン研究における予測モデルの構築や検証
  • 自己を深く知るためのテストなどの方法論の開発
  • ライフデザインやキャリアデザインの方法論の開発と効果検証
  • Academic procrastination研究や行動経済学などを援用したプランニングの継続実施やライフプランの達成支援方法の開発と効果検証
  • 本テーマについての講義やワークショップの実施とその効果検証 

-ある組織の状態をどのように測り・高め・
成果に結びつけるか?-

ある組織が、現状をどのように測り、どのような介入をすることで何を高められるかについての実践的な方法論の開発を行っています。具体的には株式会社Cingulate様との共同研究を中心的な活動として、以下のような研究課題を進めています。

  • 信頼をトリガーにしたイノベーティブな組織づくりに関する方法論の構築
  • 信頼などの組織の状態が収益などのKPIに及ぼす影響の実証研究
  • 信頼や主体性など組織の状態の測定方法の開発
  • 地域や団体などの成長に関する定量的な検証や実務に応用可能な予測モデルの開発

上記の派生テーマとして、広義の医療においてウェルビーイングを向上させるような関わり方について共同研究者の方々と研究を行っています。
現在は、高齢者のリハビリにおいて、生活の質や幸福度の観点を含めたよりよいあり方について研究できないか準備中です。

 

-この社会問題と支援者を
どうやって改善するか?-

社会問題を解決しようと志す方に具体的な方法論や支援そのものの枠組みをご提供するための取り組みを2024年から開始しています。
現在は、支援が行き届いていないミャンマーからのタイ移民にいったんターゲットを絞り、支援団体を通じて実際に支援を行いながらノウハウを蓄積している状態です。現在行っている知見提供や実施内容は以下のようなものです。

  • 社会的起業や社会的団体の運営に関する事例や方法論の提供
  • 商品開発や事業経験に関する知見の提供
  • 支援の方法論の比較検討や効果測定の実施の支援
  • 学生インターンや副業的な関わりの社会人を巻き込んだシステムの構想

将来的にはこれらの知見を集積して方法論化することで、社会問題解決に関わる多くの人が利用可能な知見を提供したいと考えています。

余談:

専門分野としては、一般的な表現では『社会心理学』となると思いますが、心理学という名称は誤解を与えることをも多く、また現在ではビジネス経験やデータサイエンティストとしてのスキルがむしろ生かされていることもあり、『行動科学』が専門だと名乗ることにしています。

経済学部に所属していることについて疑問を呈されることもあるのですが、応用を志向する行動科学者としては経営学専攻を含む総合経済学部の教員であることには心地よさを感じています。

上部へスクロール